スマホの通信量って何?
スマホの通信量って何?
なんかみんな知ってるっぽいから聞きづらいんだけど、実はよく知らない、、、という方もいるはず。
今回はスマホやパソコン初心者の方でもわかりやすいように、「通信量」というものについて説明をしていきます。
家族や初心者の方に教えてあげたいんだけど、上手く説明ができない、と悩んでいる方、そういう方も是非ご参考頂ければと思います。
通信量とインターネットについて
まず最初に覚えておきたいのが、通信量とインターネットについての概念です。
パソコンでもスマホでも同様ですが、インターネットサービスを利用する際には通信を行います。
例えばネット上で配信している動画を視聴したり、食べログや乗り換え検索で情報を調べたり、FacebookやTwitterといったSNSを利用する場合ですね。
ホームページを検索する時も同様ですし、スマホのソーシャルゲームアプリで遊ぶ時にも通信が使われています。
このように、パソコンやスマホを通じてインターネットのサービスを利用する場合に、通信が発生している、という事をまずおさえておきましょう。
通信する時の情報量が「通信量」
さて、ここまではインターネットユーザーとして一番基本的な知識ですので知っている方も多いかもしれませんね。
ここで、通信でやりとりする情報量、「通信量」について触れていきましょう。
文字通り、「通信量」とは通信データの量を指します。
インターネットを利用する際の通信データ、その情報量はどれも一緒ではありません。
TwitterやFacebookなどのSNSはわずかな通信データ量で済みますし、スタンプや画像を伴わないLINEの通信に至っては通信量は微々たるものです。
一方、動画を見たり、スマホのOSアップデートのためのダウンロードなどはかなりのデータ量を必要とします。
ホームページを検索して見るにあたっても、文字ばかりの簡素なページと、動画や画像をふんだんに使ったオシャレなサイトを見るのでは通信量が違ってきます。
通信を行う際に、厳密にどれくらいの通信量を使用するかというのを把握するのは難しいで、そこまで気にする必要はありません。
最初のうちは、動画を見たりする時は通信量が多い、というようにたくさんの通信量を必要とするカテゴリだけ覚えておけばいいでしょう。
なんで通信量を気にする必要があるの?
次に、「なんで通信量をそんなに気にしなければいけないの?」という事について触れていきましょう。
家庭で光回線によるインターネット通信をしている時には、全然気にする必要はないのですが、スマホを利用している、Wi-Fiルータ契約でインターネットを無線利用している、という場合には意識しておく必要があるんですね。
何故かというと、「通信速度制限」というものが発生する場合があるからです。
スマホを利用する時に、「月間の通信量契約はどうされますか?」と言われると思います。
例えば1G(ギガ)で契約する、5G(ギガ)で契約する、というようにいくつかプランがあるアレです。
数字が大きいほど、「通信速度制限」を受けるまでの上限が上がるため、快適にインターネット通信をしやすくなる事に繋がると思ってください。
でもいきなり1Gとか5Gとか言われてもよくわからない、という方も多いのではないでしょうか。
通信速度制限ってなんなの?
通信量と積運新速度制限は密接に関係があります。
その理由はインターネットに接続するための通信の通り道が、みんなで一緒に使う共有設備だからなんですね。
ざっくりと言うなら、「誰かが通信量をたくさん使うと、他の人がしわ寄せを受けてしまいます」という事です。
よく「回線が混雑している」という言い方をしたりしますが、スーパーやコンビニでたくさんの商品を買っている人がいると必然的に会計に時間がかかり、列がなかなか進まず待ち時間が生じますよね。
同様の事がインターネット利用でもあり、誰かがたくさん通信を利用していると、他の人が通信しづらい状況が発生します。
そういう状況を防ぐため、スマホ通信であれば「月にこれだけまでなら快適に使えますよ」という通信量プランを設定するのです。
もし規定の通信量を超えた場合には、「規定量の通信を使いましたので、これ以降は通信速度を落として使ってもらいます。そうしないと他の人が快適に使えないので」という事で通信量制限にかかります。
詳しくはこちらの記事で詳しく説明していますので是非ご参考ください。
どれくらいの通信量プランがいい?
誰かが通信量を使い過ぎると、みんなが快適に使えない、だから通信速度制限というものがありバランスをとっている、というのがこれまでのまとめです。
ここで「じゃあ通信量プランはどれくらいにすればいいの?」という話に戻りましょう。
キャリア(au・docomo・Softbankや定額SIMを提供している会社)によってプランは色々あります。
例えばauではこのような定額プランになっています。
一か月で使えるデータ通信量が低ければ安く、データ通信量が多いと高く、という料金設定になっています。
確かに月に利用できるデータ通信量が多ければ、その分たくさんインターネット通信を使っていいですよ、という事になりますが、使いきれないと損をしてしまう事になります。
(繰り越しがあったりもするので丸損ではありませんが)
そこで「自分はどれくらいの通信量を使うのか」という事を把握しておくことが重要になります。
ライトユーザーの場合
スマホを利用しているけど、通話がメインの場合は1G(ギガ)のプランで十分に事足ります。
たまにインターネットで調べものとかもする、という場合も全然問題ありません。
SNSやアプリをそこそこ使う場合
Twitterやインスタグラム、Facebookをそこそこ使う場合は2~3Gプランが妥当でしょう。
イメージ的には通勤時や家でSNSをチェックする、自分も更新したりする、というケースですね。
同様にアプリのゲーム、特にソシャゲと言われるジャンルのアプリを使う場合にもそれくらいのプランがおすすめです。
音楽ストリーミングを利用する
最近は音楽ストリーミングサービスも流行ってきていますが、利用するのであれば5Gプランくらいがいいでしょう。
音楽ストリーミングだけでは5G必要ないのですが、それくらいスマホを使いこなしている方ならSNSや他のインターネットサービスを使っているだろうと思っての判断です。
動画をガンガン見る、テザリング利用している
スマホで動画配信サービスを利用しているという場合は、5G以上のプランを状況に応じて契約されるのがいいでしょう。
Youtubeが好きな人も同様ですね。
また、光回線やWi-Fiルータでのインターネット契約をしておらず、テザリングでパソコンのインターネット通信しているという人も5G以上が妥当でしょう。
ちなみにテザリングとは何か、というのはこちらの記事で触れていますので是非ご参考ください。
通信量を超過するとどうなる?
ちなみに気になるのが、「月間の通信量プランを超過したらどうなるか」という事だと思います。
ここではその点を補足していきましょう。
お金がかかるわけではない
まず月間の通信量プランを超過したからと、支払いが発生するわけではありません。
通信を使い過ぎたらお金がかかる、と思われる方が多いですが、定額プランに申し込んでいれば追加で即支払いが発生するというものではない事を覚えておきましょう。
通信ができなくなるわけではない
通信量を超過してもお金がかからないって事は、インターネット通信ができなくなるって事?、と思っている方もいらっしゃいますが、そうではありません。
「通信速度制限」という名の通り制限はあるものの、通信はできる状態です。
通信が遅くなる
ここからが本題ですが、定額プランの通信量を超過すると、「通信速度制限」が発動します。
その名の通り、通信速度が制限されるのですが、待ち時間が長くなると思ってください。
例えばグーグルやヤフーで検索した時のレスポンスが遅くなる、動画を見る時になかなか始まらない、ダウンロードの時間がいつもより長くなる、という事が起こります。
つまり待ち時間が発生するので、快適に使えなくなるんですね。
課金すれば通信速度は戻る
通信量超過しても、それだけでは通信ができなくなったり、支払いが生じることはありません。
しかし、通信速度が遅くなるため色々な場面で待ち時間が生じます。
そこで「やっぱり不便だから通信速度を元に戻したい」という場合には課金、つまり支払いをすれば元に戻せます。
追加で通信量を買う、という言い方をしますが、500M(メガ)や1Gといった単位で買い足す事ができ、その通信量を使いきるまでは通常の通信速度でインターネットを利用する事ができます。
誰でもインターネットで稼げる時代
今回、通信量についての記事を書いたのは、パソコンやスマホの初心者にとって是非おさえておいて頂きたい情報だから、という想いがありました。
通信量について詳しくなれば、劇的に節約できる、お得になるというものではありません。
しかし、インターネットの知識が求められる、というより当たり前になってきている現代において、是非とも理解しておきたい情報でもあります。
こういう知識を積み重ねていけば、パソコンやスマホについての苦手意識は克服できますし、インターネットを使った副業も可能になります。
副業をしたいけど私には全然無理だと思っている方でも、当サイトの記事をチェックして頂くだけで基礎知識を付けていく事は十分可能です。
むしろ初心者の方に向けてのサポートを手厚く行っていますので、是非興味があればTwitterなどでご連絡頂ければと思います。
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