主婦の就活どうすればいい?キャリアアドバイザーが教える大事なポイントとは!

1527475173

主婦の就活 何が大切なのか?

もともとキャリア支援業務にも携わっていた、私 りおと。

主婦の方の就活相談にも多く携わってきました。

そんな私も今は主夫ですが、家事育児に携わる主夫として、そしてキャリアアドバイザーとして主婦の方就活に携わってきた身として、今回は「主婦の就活」についてお話をしていこうと思います。

何故働くのか、という動機をちゃんと確認しよう

まず一番最初にちゃんと確認しなければいけないのは、「何故働くの?」という動機です。

これは主婦だから、というより就活の基本ですね。

ただ、とりわけ主婦の方や新卒の学生は動機の自己確認が重用です。

この就活のための軸がしっかりしていないと、就職後の就労生活はもちろん、就活そのものが行き詰まってしまいかねませんので。

就職の動機についてですが、「『職場側が得るメリット』と『あなたの人生の目的』が重なる」よう分析整理する必要があります。

しかし、就職の動機は突き詰めていくと本当に深いテーマなので、今回は初心者向けに最初のステップを触れていきましょう。

お給料とやりがいのバランスを考えよう

どんな人であれ、「就労の対価(金銭)」と「自己実現」を仕事から得ています。

つまり「お給料」と「やりがい」ですね。

まず最初にどれくらいのお給料を得たいのか、どんなやりがいのある仕事をやりたいのか、という事を考えましょう。

「お給料はたくさん貰えるにこした事はないよね」、「楽しいお仕事ならなんでもいいかな」というアバウトな考えは非常に危険です。

就活の途中で変わってもいいので、最低いくらのお給料で、どんな職種(もしくは業種)、という事までは見据えましょう。

就労時の条件を洗い出す

1527502136

次に大事なのは就労時の条件についてまとめる事です。

働ける曜日・時間・休日といった、時間的な条件が一番わかりやすいでしょう。

「内定もらいやすいように、『条件に従います』って言っておこう」と考える方もいますが、もし曜日や時間に制限があるなら、ちゃんと折り合いをつけるつもりでいる必要があります。

そうしないと就労後に歪みが生じ、職場とあなただけでなく、強いては職場の関係者(客先・ユーザー)はもちろん、結果的にはあなたの家庭にも迷惑をかける事になります。

ですので、まず自分が働ける条件をちゃんと確認し、その条件にあった職場を探す、というのが大事です。

また、条件が合わない、でも非常に魅力的で気になる職場があった!というケースもあるでしょう。

そういう時は正直に交渉していくのがいいでしょう。

強い意欲があれば、交渉の際にも熱意が伝わるものです。

自分のスキル・アピールポイントをまとめる

働く時の条件をまとめたら、自分のスキル・アピールポイントをまとめましょう。

基本的には学生時に専攻して学んでいた事、社会人として就労経験を積んだことや、バイトで経験した事などから挙げていくとまとめやすいはずです。

または趣味で培った事を、志望する業種・職種に通じるようスキル・アピールポイントにするのもありですね。

さて、ここまでの時点で「履歴書は?」と気になるかもしれませんが、まだ作成しなくても大丈夫です。

しかし、ここまで確認した内容は履歴書にも記載する項目に関係してきますので、ちゃんとまとめていきましょう。

実際に求人を見てみる

1527502261

続いて、実際に求人を見てみましょう。

ハローワークの求人を見るのもありでしょう、フリーペーパーにも情報は載っています。

でもできるならパソコン・スマホでインターネット上のweb求人を見ていくのをお勧めします。

その方が条件にあわせて検索・絞り込みがしやすいという利点があります。

ただ、就活を始めたばかりであれば、ハローワークやフリーペーパーの求人を見るのもいいでしょう。

どんな仕事があるのかというの参考にもなりますし、就職についてより色々考える材料になる事もあります。

そして気になる求人を見ながら、どれくらいのお給料、どんな条件、どんな人を募集しているのか、というのを確認していきます。

web求人の方が募集要項等、細かく書いてある事が多いのもオススメのポイントです。

履歴書の準備

ここまで、動機確認 → 条件確認 → スキル・アピールポイントまとめ → 求人確認 という流れで取り組む内容を説明してきました。

そうすると就活にむけて準備する情報がまとまってきます。

もちろん、このサイクルを何回も繰り返しても問題ありません。

実際に求人を見たところ、当初考えていたお仕事より気になるものがあった、改めてちょっと自己分析してみよう、というケースもよくありますので。

ある程度情報がまとまってきたら、今度は履歴書を書いてみます。

履歴書の書き方は別にまとめますが、経歴・スキル・動機は特に人事担当者が見るところですのでしっかり書きましょう。

また、履歴書を書く時は その時点で一番採用されたいお仕事先に向けて書いてみるのがおすすめです。

そうしてベースとなる履歴書ができたら、応募する先に合わせてそのまま使えそうな時は流用し、必要に応じて書き直したりします。

応募~面接

1527502343

履歴書までしっかり書きあがったら、今度は応募です。

求人に応募方法が記載されていますので、それに沿って応募しましょう。

場合によっては、応募時に履歴書も送り、一次審査があります。

一次審査を通過すると、もしくは一次審査がなければ次は面接です。

これもパートなのか正社員なのかで面接で準備する内容は違ってきますし、面接のスキルや重要ポイントについて触れていくと長くなってしまうので、初心者向けに基本内容についてアドバイスを。

「何故その会社(職場)がいいのか、似たような形態の職場は他にもある中でなんで応募したのか」という事が言えるようにしておきましょう。

まず何故その職種・業種がいいのか、という事がベースにないといけません。

その上で、その職場のホームページなどを見て「何故そこに応募したのか」という事を自分なりに話せるようにしておく事が大事です。

主婦の就活で大事なポイント

これまで、キャリアアドバイザーとして主婦の方の就活サポートをしてきた経験と、そして現在主夫である私の立場を通して感じている事ですが、主婦の方の就活で大事なポイントがいくつかあります。

就活が上手くいき、仕事が充実している方。

本人の希望通りに就活できたのにも関わらず、退職せざるを得なかった方。

色々な方々を見てきましたが、特に重要なのは次のポイントです。

就職後は共働きなのか?それとも兼業主婦なのか?

まず大事なのが、主婦の方が就活する場合、就職後は共働きになるのか、兼業主婦になるのか、という事です。

シンプルにいうと、正社員雇用なのか、パート雇用なのか、という事。

正社員雇用についてですが、就職のためのハードルはパートよりも高い分、賃金は高く、仕事の幅も広がるのが一般的です。

勤務時間や勤怠条件についてもパート勤務より融通が利きづらいという事も挙げられます。

育児が一段落した主婦の方や、仕事面で人生の目標を持っている方、旦那さんや家族と家事について協力の理解を得られている方に多い選択ですね。

なかには「正社員としての給料じゃないと家計がまわらない」という方もいらっしゃいました。

一方、パート雇用の場合は、お給料は正社員の方が高いものの、雇用条件・勤怠条件については正社員に比べ調整しやすい、という特徴があります。

家事育児の合間の時間を有効活用したい方、子供が体調崩しがち等 何かあった時にお仕事を休みやすい環境がいい方に多い選択です。

能動的に選択した結果かどうか?

共働きなのか、兼業主婦なのか、という選択については、ほとんどの方が最初からちゃんと答えを持っています。

でも私は「その理由は何ですか?」とちゃんとお伺いするようにしていました。

すると一部の方からはこういう応えが返ってきます。

「正社員として就職するつもりだけど、子供のそばにいてちゃんと育児をしたい。だから本当はパート、もしくは主婦のままがいい」

「共働きについては家族の理解は得られているが、内定を貰う自信がないためパート応募を考えている」

このように「しょうがなく」「結果的に」、という選択をしている人も中にはいます。

これは非常によくないケースで、就職活動そのものが無駄になってしまう可能性もあります。

仕事をする理由をもう一度考えてみる

1527502434

そういう場合には「もう一度、ご自身の人生をどうしたいか、家庭をどうしたいか、考えてみましょう。もちろん、その上で同じ答えになっても問題ありません。ちゃんと考えた、という過程が大事です」というお話をします。

そして、場合によっては「働かなくてもいいんですよ?」、という話もします。

当然、「いやいや、収入を得なけらばいけないし、そもそも就職の相談に来ているのになんてことを言うんですか」と反応されます。

確かにおっしゃる通りですよね、就職の相談に来ているのに「働かないのもアリだよ」ってどういう事だ、と。

ただ、その後にこう説明します。

「あなたが今の生活をよりよくするために就活という選択をしている事はもちろん承知しています。

ただ、就活の時に一番考えなければいけないのは、仕事をどうするか、ではなくあなたや家族の人生をどうしたいか、という事です。」

そう話した上で、

「昔、『将来どうしたい』という想いを持っていましたか?

もしかしたら、家事に追われつつ『家計を楽にしなければ』という目先の事にとらわれて、見えなくなっていませんか?

できるできない、どうしたらいい、というのは一緒に相談に乗りますから、まず『自分・または家族の人生をどうしたいか』という事に素直になってみましょう」

と伝えます。

その上で最後にこう言います。

「人生をどうしたいか、という枠組みが決まったら、それに合わせて仕事の内容や条件を考えて見ましょう。

もっと広い視野で考えてもらいたくて、『就職しなくてもいいんですよ』と言いましたが、それくらいフラットに、自由に一度考えて見ませんか?」

そのように伝えます。

そう、仕事をする理由を考える事は、人生について考える事と密接に関わっているのです。

主婦の方々の選択は?

まず人生をどうしたいのか、という投げかけについては、主婦の方だけでなく、新卒の若者であっても、バリバリのキャリアを積んでいる転職希望のサラリーマンであっても、定年退職後の就活をしているおじいちゃま・おばあちゃまにも、皆に言い方や内容を変えて実施していました。

就活を始めた時点で既に熟考を重ねていて、働く理由や人生設計についてちゃんと答えがでている人もいます。

一方で、「本当にあなたは今就活をしなければいけませんか?それは何故ですか?」という投げかけをきっかけに、本当に就活と向き合えるようになった方もいます。

どちらかと言えば後者の方が多かったですが。

相談初回時と、それ以降で就職についての考え方が変わる方も多いのですが、主婦ではこういう方々がいました。

・社会人経験もなくずっと専業主婦だった事もあり、パート希望だった。でも昔からやってみたかった仕事があり、家族と理解を応援も得られたので、その仕事で正規雇用を目指す事にした。

・子供の教育資金を稼ぐため、お給料たくさんもらえる正社員で共働きがいいと思っていた。でも帰りが遅くなると習い事の送り迎えができなくなったり、勉強を見てあげる事もできなくなり、本末転倒になりそう。考えた結果パート勤務にして、金銭面以外もしっかり教育のサポートをしようと思った。

・もともと出産後すぐに正規雇用目指して就活するつもりだった。家事育児も大変だろうけど、最初は仕事のために犠牲にせざるを得ないと思っていた。でも家事育児を犠牲にする仕事ってどうなんだと思い、後々正規雇用枠もあるパート勤務で仕事を探す事にした。

なかには本当に「私、やっぱり働くのやめます」、という方もいました。

旦那さんの収入がそれなりで、賃金のために時間を削る必要はないとご判断されたようです。

その方には就活のサポートとではなく、料理のコツや節約できる買い物術など、家事について色々と教えました、非常に喜んでくれましたね。

「働いてお金稼ぐより、おいしいご飯作ってあげる方が私には合っている」と言っていたのが印象的でした。

何故「働く理由」が大事なのか

1527502551

何故、主婦の方の就活について、「働く理由が大事ですよ」と強く言っているか。

理由は2つあります。

家事育児の質は、家族の幸せに繋がる

これは私が会社員時代から感じていた事ですが、家事育児の質は家族の幸せにに大きくかかわってきます。

旦那さんや家族の協力を得られたとしても、主婦の方が担当される家事育児パートは結構あるのではないでしょうか?

おいしいご飯を食べられると、食べる喜びが得られるのももちろん、食卓が楽しい雰囲気になり、子供の食育にも繋がります。

住まいがキレイで整っていると、快適に生活できるだけでなく、やる気や集中力を無駄に損なう事なく、やるべき事に取り組めるでしょう。

主夫である私もそうですが、主婦という立場は家事育児を通じて、その家族の幸せに大きく関わる立場です。

そして家事育児は、仕事の内容・形態に大きく影響されるものです、という事をあらためて知っておく必要があります。

焦りが先行しまうケースが多い

出産後や子供の学校入学後卒業後など、主婦の方が就活を始めるタイミングは色々あります。

しかし、「早く働かなければ」という想いから焦って決めてしまう方も少なくありません。

特に主婦の方はそういうケースが多く見受けられました。

理由は各々ですが「早く働き始めなければ」という強迫観念に迫られている方が結構います。

ただ、冒頭にも触れた通り、それでは就職後に歪みが生じたり、就活そのものが上手くいかなくなることもあります。

「一か月でも早く仕事を始めれば、その分お給料も早くもらえる」というのは間違いなく真理ですが、そのために焦って就職をした結果、退職して再度就活をしたり、内定がもらえなければなんの意味もありませんよね?

「のんびりやりましょう」という言うつもりは一切ありません。

しかし、「早くどこでもいいから就職したい」ならともかく、「早く、そして自分にとっていいところに就職したい」と考えるのであれば、働く理由をちゃんと自己分析するのは非常に大事なのです。

私にとっての「主夫」という選択

そんなキャリアアドバイザーも経験していた私ですが、「何故主夫をしているの?」とよく聞かれます。

確かにキャリアアドバイザーには非常にやりがいを感じてたものの、諸事情により主夫になる直前はその職から離れ、普通に企業戦士をしていました。

妻と結婚する前からずっと家事を担当していたのですが、子供も生まれ育児も担当し、家事の重要性も高まってきたのを感じていた頃でもあります。

もともといつも仕事にはやりがいを持っていました。

特に同僚・関係者であっても、お客さんであっても、人と関わる時に特にやりがいを感じていました。

でもある日、目の当たりにするんですよね。

「あぁ、自分じゃなくても、仕事は回るし、相手も喜んでくれるじゃないか」、と。

そう、ちゃんとした企業であれば、自分がいなくてもフォローできる体制・仕組みというものがあって然るべきですが、それを冷静に受け止めてしまったというか。

なんでしょう、レストランで例えるなら、「私はハンバーグが得意だからランチでいつも提供していこう!」と頑張っている状態です。

でもお客さんとしては、値段と質が満足のいくバランスであれば、私が作ったハンバーグじゃなくても、エビフライでもビーフシチューでも喜んでくれます。

こういう言い方をすると、「じゃあ唯一無二のハンバーグを作れるようになればいいじゃないか」と言われるのはごもっともなんですが。

いわゆる自分の付加価値をどう創造していくか、という事ですね。

ただ、丁度その頃、私の見る方向も変わってきました。

「会社という組織は自分がいなくても、一定以上の仕事の質は担保されている」と気付いた一方で、「家庭においては、家事育児の質は自分が全て握っている」だと考えるようになりました。

家事育児の質が、家族の幸せにもつながってくるのであれば、家事育児をもっとよくすれば、家族も幸せになるのかな、と考えるようになります。

就活を通じて、人生を考える

1527502701

その後、仕事と両立して、いかに家事育児の質を上げるかと奔走するのですが、結果として私は主夫という道を選ぶ事になります。

ただ、「なんだよ、ヒモのクセに偉そうな事言うなよ」とは絶対言われたくなかったので、一般的な会社員の給料以上は副業で稼いでます。

ですので正確には兼業主夫ですね。

しかし、一般的な兼業主夫よりはかなり家事に時間をあてられ、副業も自分のペースでできるため、自分では満足しています。

むしろ、もっと家事育児をこうしたいと会社員時代に考えていた事に取り組めるので、非常にやりがいがあります。

何といっても食事がちゃんとできるのはいいですね。

仕事から帰ってきて、用意してあったご飯を温めて食卓に並べるのではなく、ちゃんと夕方までに準備して、出来立てのご飯を一緒に食べられるのは本当に幸せだなと感じています。

こうして、私が主夫という選択をしたのも、「自分の人生、そして家族の人生をどうしたいんだろう」と考えての結果です。

会社員として、という固定概念の中で考えるのではなく、そもそもどういう人生にしたいか、という事を考えて辿り着いた答えです。

皆さんの場合はいかがでしょうか?

できるかできないかを考えるのは次のステップです。

まずは「私はどうしたいのかな」という心の声に耳を傾ける事、これが就活の始まりです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。