前回、「そもそもサーバーって何?」という事について、説明をしました。
サーバーについて、ポイントを数回にわけながら説明をしていますが、今回は「サーバーってどんな種類があるの?」というお話です。
ちなみに最初に言っておくと、「サーバーってこれだけ種類があるからちゃんと覚えなさいよ!テストに750%出るわよ!」という事を伝えたいわけではなく、「へぇ~、サーバーってこんな種類があるんだ!」とサーバーについてのイメージ・理解を深めて頂くための参考情報なので、肩の力を抜いてご覧ください。
ちょっとだけ「サーバーって何?」のおさらい
サーバーの種類の説明に入る前に、ちょっとだけ「サーバーって何?」というおさらいを。
私たちが生活するには 物やサービスを提供するお店が必要なように、パソコンを使うにあたってもサービスを提供する役割のコンピューターが必要であり、その役割を持ったコンピューターがサーバーです、と冒頭紹介の記事で説明しました。
お店には、例えば八百屋さん、カレー屋さん、おもちゃ屋さん、ココイチ、総合家電屋さん、ゴーゴーカレーなど、挙げればキリがないほどたくさんの種類があります。
そして、八百屋さんだったら野菜、スーパーだったら食料全般と生活雑貨、ココイチだったらビーフカレー納豆トッピングなど、取り扱っている商品が決まっています。
サーバーも同じように種類があり、種類によって提供する機能・サービスが異なります。
では実際に見ていきましょう。。
サーバーの種類と機能

Goumbik / Pixabay
メールサーバー
まずは身近なところから、という事でメールサーバー。
メールの送受信などを管理するサーバーです。
実はメールって、厳密に言うとスマホ(携帯)やパソコンで送信受信しているわけではなりません。
メールサーバーで送信受信を管理していて、それをスマホ(携帯)やパソコンで見ている、というのが正確な表現になります。
つまり、このメールサーバーがちゃんと機能しないと、スマホやパソコンでメールをちゃんと確認できないんですね。
webサーバー
インターネットのホームページ情報が格納されているサーバーです。
あなたが好きなアーティストのページを見る時は、そのホームページのサーバーに接続して、ホームページ情報を見ます。
同様にココイチの公式HP(ホームページ)を見る時は、ココイチの公式HPのサーバーに接続して、ホームページを見ているという事になります。
つまり、インターネットで色んなホームページを見るという事は、色んなホームページが格納されているサーバーに接続している、という事なんですね。
ファイルサーバー
会社でお仕事する時によく使われるのが、ファイルサーバーと呼ばれるもの。
例えるなら、図書館、もしくは倉庫だと思ってください。
ファイルサーバーにはパソコンで使う色々なデータ(ファイル)が置いてあります。
例えば「営業でお客様に持っていく資料がサーバーに置いてあるから、印刷しておいて!」なんて言われたりします。
ファイルサーバーはみんなが使えるように、情報を置いておくためのサーバーなので、そこにアクセスすれば必要な資料や情報を確認できるというわけです。
他にもサーバーの種類はある
今回は初心者でも特にわかりやすいサーバーの種類について説明をしましたが、他にもサーバーの種類はあります。
webサーバーに接続するため インターネットを使えるようにするためのサーバーや、パソコンのデータ(ファイル)を送るためのサーバーなど色々あるんですね。
今回は、私たちが現実の生活で利用している「お店」にも色々種類があるように、「サーバー」にも色々種類があるんだな、という事をまず認識していただければ大丈夫です。
次回は「パソコンでどうやってサーバーを利用しているの」という事を説明します!
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